信仰が壊れていた時のこと
私は信仰を始め、まだ間もない頃に自分を過信してしまい、どこで信仰をしても大丈夫、神様がついているから信仰も守り通せると思い、一人暮らしをやめて実家に戻りました。
いくら神様がついているからと言っても、自分がしっかり神様にしがみついて、毎日真剣に祈り求め、本気で信仰をしないと信仰が破壊されるに決まっているのに、愚かな私は、毎日満たされていたからと言って、思い上がり、破滅への道を進んでしまったのです。
まだ実家で何とか信仰をしていた時に、段々と実家にいてはいけないと思い、また実家を出て、一人暮らしをしようと思うようになりました。
そこで一人暮らしをまたすると決心し、一人暮らしをするためのお金を貯めるために、仕事を始めたのです。
まさか信仰が破壊されるとも思わず……。
そして、お金を貯めるために、いつしか仕事中心の生活が当たり前になり、信仰が壊れてしまったのです。
ひたすら仕事をこなし続けるうちに、どんどん残業時間が増えていってしまい、とうとう残業時間が４０時間を超えるようになりました。
毎月４０時間以上も残業をしていれば信仰が壊れて当たり前です。
でも、そんなことも考える余裕がないままに、仕事中心の生活をしていました。
信仰は破壊されていたので、何の疑問も思わずこれが普通だと思って過ごしていました。
仕事は契約社員でしたので、契約満了日までみっちり働き、一人暮らしの資金を貯め、満を持して無事に一人暮らしを始めることが出来ました。
引っ越しというのは環境がガラリと変わるので、期待に胸が高まるものです。
私も期待に胸が高まりつつ一人暮らしを満喫し始めました。
これから待ち受けている辛い日々を夢にも思わず…。
私は信仰をしている間に個性才能に力を入れていましたので、それらを使い、個人事業を始めました。
個人事業も成功することを夢みて、期待して、来る日も来る日も朝から晩まで、励んでいました。
ですが、簡単に予想できる通り、うまくいくわけがありません。
信仰している人にはお分かりの通り、自分ひとりの力ではうまくいくわけが無いのです。
神様の力が働いてこそ、全てうまくいくのであって、ただの人間の力だけではうまくいくわけが無いのです。
私はうぬぼれていました。本当に愚かです。
そうこうしている間に貯金はあっという間に無くなり、また仕事探しをして、仕事をするようになりました。
今度は派遣の仕事です。
こちらもだんだんと仕事中心になり、いつしか残業を沢山するようになり、気づけば奴隷生活です。
そしてある時、会社から、もう来月からは来なくて良いと言い渡されたのです。
会社が経営悪化となり、派遣契約は残り１か月だけで、その後は更新しない旨、言い渡されました。
派遣先の副社長には凄く良くしてもらっていたのですが、会社から契約終了日の丁度１か月前に言い渡され、凄くショックを受けました。
本当に裏切られた気分となりました。
でもずっとショックに沈んでばかりいられません。
仕事を探さなくては食べて行けないのですから。
仕事を探さなくては食べて行けない。
食べるために仕事を探し、仕事をすること。
この考えは御言葉と正反対の考えです。
今思い返せば、本当に御言葉と正反対のことを考え、行動していたのが分かります。
しかもその頃は御言葉をすっぽり忘れ、これが普通のことで、当たり前だと受け入れ、何ら疑問にも思わずにいたのです。
今考えると本当に恐ろしいことです。
神様を知らずに生活することは、奴隷生活をしていることと変わりありません。
食べるために仕事をして、土日の休みの日に体を休め、月曜日からまた仕事に励む。
この繰り返しで、何ら進歩はありません。
世の中の多くの人達がこれを当たり前に受け入れ、疑問にも思わずに生きているのです。
RAPTブログに出会い、神様を信じて受け入れ、御言葉通りに生きることがいかに幸せなことなのかが、身に染みて分かりました。
救われた私達はこれらを世に広めて、本当に多くの人々を救って行かなければいけないと改めて悟りました。
世界中の多くの人々が救われることを心よりお祈りいたします。
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